■下肢静脈瘤の日帰り手術について
下肢の静脈がデコボコ拡張し、足がむくみおもだるく、場合によっては皮膚が変色してしまう病気です。原因は一次性と二次性に分類されます。皮下の静脈が深部静脈に入り込む部位の弁不全が原因の一次性静脈瘤のみが手術適応となります。
手術は(1)症状を軽減する(2)静脈瘤に関連した合併症を予防する(3)下肢の外見を良くするなどが目的であり、新しい静脈瘤の発生を予防するものではありません。
手術術式
高位結紮+硬化療法
局所麻酔下に大伏在静脈あるいは小伏在静脈を結紮し、静脈瘤に硬化剤(10%Nacl)を注入します。手術時間は1時間程度で入院の必要はありません。また大きな痛みを伴わず、手術後すぐに歩行可能です。術後に鎮痛剤、抗生物質を2日ほど飲んでいただきます。術後1日目に外来に来ていただき傷の状態を確認し、その後は1週間後に外来で抜糸して治療は終了になります。
合併症
硬化剤を注入した部位に皮下の出血斑が出現する事がありますが、2週間ほどで消失します。硬化療法後の静脈炎による痛みが残る事がありますが、必要により鎮痛剤を処方することにより対応可能です。
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