みさと健和病院・みさと健和クリニック
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専門研修(後期研修)
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イコリス
内科系:糖尿病

1.目的と特徴
いまや国民病となりつつある糖尿病の患者を、3年間のプログラムをとおして、準専門的に診療できる医師を養成する。地域に密着した医療機関で、そのひとらしい生き方を大切にした糖尿病との付き合い方をともに考えて、支援することが特徴である。

2.研修の概要
■基本目標
1) 様々な病期、病態にある糖尿病患者の治療を体験し、糖尿病治療の基本的技術と見識を身につ
ける。
2) 全身病である糖尿病の治療をとおして、全体の異常を評価する目、予後管理の視点を養う。
3) 代表的な生活習慣病である糖尿病を持つ患者の治療をとおして、病気とつきあう患者の生活と
気持ちを理解し、共感する姿勢を身につける。
4) 療養指導、セルフケアーのアドバイスの力量を身につける。
5) チーム医療を実践し、個々の患者にとってベストの治療を提供する方法を学ぶ。

◆具体的研修課題と目標
【1年目の課題と目標】
1) 糖尿病患者の病歴を正確に聴取し評価できる。
2) 糖尿病患者の全身所見の特徴を正確に把握し評価できる。
3) 2次性糖尿病を疑わせる身体所見を理解し評価できる。
4) 最新の診断基準と病型分類に関する学会勧告を理解し臨床応用できる。
5) 診断に必要な検査(75gブドウ糖負荷試験、グルカゴン負荷試験)を自分で行い、結果を患者に説明できる。
6) 意識レベルの低下した患者を診る時、原因を鑑別できる。高血糖昏睡か低血糖昏睡か鑑別できる。
7) 固有の合併症の診断ができる。
 
(ア) 網膜症の分類を理解し、自分で眼底検査ができる。
(イ) 腎症の病期分類を理解し、個々の患者の評価ができる。
(ウ) 神経症の分類を理解し、個々の患者の評価が出来る。腱反射検査、振動覚検査、知覚評価、起立試験が正確に実施できる。心電図R−R間隔検査が理解できる。自律神経症を疑い、診断する方法を理解する。
8) 大血管合併症の診断ができる。
 
(ア) 四肢末梢の動脈の触知ができる。
(イ) 頚部・腹部・鼠径部などの血管雑音の聴取ができる。
(ウ) 足病変の観察と病変の評価ができる。
(エ) 運動負荷心電図の検査適応を理解し所見が読める。
(オ) 心臓カテーテル検査の適応を理解し所見を理解できる。
(カ) 頭部CT、MRI検査の適応を理解し所見が読める。
9) 糖尿病患者の皮膚所見を理解できる。
10) 糖尿病患者の感染症の特徴を理解し基本的診断ができる。
11) 個々の患者の治療目標が設定できる。
12) 食事療法の理論と実際の方法を理解し、その効果が評価できる。 糖尿病学会食品交換表を理解し、その利用法を指導できる。
13) 運動療法の理論と実際の方法を理解し、その効果が評価できる。
14) 経口剤療法の理論と実際の方法を理解し、適応、効果と副作用が評価できる。
15) インスリン療法(1型、2型に区別して)の理論と実際の方法を理解し、その効果が評価できる。
16) 低血糖症の理論と実際の対応方法を修得し、その効果が評価できる。
17) 合併症を伴う糖尿病患者、糖尿病妊婦の治療の理論と実際の知識を習得し、その効果が評価できる。
18) 自己血糖測定法を援助できる。入院教室、外来教室「フレンズ」に参加する。
19) チーム医療の理論と実践を理解する。
20) 法人の医局集談会で症例報告できる。
【2年目の課題と目標】
1) 昏睡患者の治療の理論と実際の知識を習得し、その効果が評価できる。インスリン持続注入療法が修得できる。
2) 固有の合併症の診断に関し、
 
(ア) 増殖前網膜症と増殖網膜症の違いがわかる。蛍光眼底所見が理解できる。黄斑症や緑内障が理解できる。
(イ) 腎生検の適応と実際を理解でき、患者に説明できる。
(ウ) 神経伝導速度検査の理論を学び実践ができる。自律神経症を評価する検査ができる。
3) 大血管合併症の診断に関し、
 
(ア) ABI、頚動脈超音波検査、運動負荷心電図の適応と実際を理解でき説明できる。
(イ) 冠動脈造影検査の所見が読めて説明できる。
4) 食品交換表に基づいて食事療法を指導できる。
5) 運動処方をして具体的に指導できる。
6) 個々の経口剤の適応と、処方の実際を修得する。
7) インスリン療法(1型、2型に区別して)の指導に習熟できる。特に1型には、強化インスリン療法やインスリンポンプの理論とその効果を理解し、患者にも説明できる。
8) 低血糖症の対応方法を指導できる。特に重篤な低血糖を起こす患者の家族にグルカゴン注射の方法を説明できる。
9) 合併症を伴う糖尿病の治療に習熟できる。
 
(ア) 単純網膜症、増殖前網膜症、増殖網膜症によって血糖管理の違いの意義と方法を理解する。特に血糖降下により網膜症が悪化する可能性のある患者の管理ができる。
(イ) 腎症の病期によって血糖管理の意義が違うこととその方法を理解し、実践できる。
(ウ) 自律神経症の治療法を修得する。
10) 足病変の治療の理論を知り、実践ができる。
11) 入院教室、外来教育教室「フレンズ」に参加し、講義法を学ぶ。
12) 自己血糖測定の結果を評価し、アドバイスができる。
13) 患者会「ぶどうの会」活動に参加する。
14) 糖尿病協会主催のセミナーに参加する。
15) チームワーク医療の理論と実践を修得する。
16) 内科学会地方会、糖尿病学会地方会などで症例報告をする。
【3年目の課題と目標】
1) 1年目、2年目医師に指導できる。
2) 昏睡患者の診断と治療に習熟する。
3) 固有の合併症の診断と治療に関し、
 
(ア) 光凝固療法と硝子体手術、緑内障手術の適応を知り、眼科医に術前後の全身管理につき的確にアドバイスできる。
(イ) 血液透析、腹膜透析の適応、タンパク制限食の適応を理解し、患者に説明できる。
(ウ) 有痛性神経障害患者の対症療法を理解し実践できる。
4) 大血管合併症の診断に関し、
 
(ア) 無痛性心筋虚血患者の早期診断ができる。
(イ) 超音波検査、頚動脈超音波検査の理論を理解し実践ができる。
5) 教育入院の講義や患者会での指導ができる。
6) 食餌療法の指導に習熟する。
7) 運動療法の指導に習熟する。
8) 経口剤療法の指導に習熟する。
9) インスリン療法の指導に習熟する。
10) 合併症を伴う糖尿病の治療に習熟する。
11) 糖尿病妊婦の治療に習熟する。
12) 患者会(ぶどうの会)活動に参加する。
13) 糖尿病協会主催の勉強会、セミナーに参加する。
14) チームワーク医療の理論と実践を修得する。

■評価方法
研修開始後、6ヶ月に一度の評価会議を行い、研修内容の評価・修正を行う。
技術的な評価は、指導医より日常的に行われる。

3.指導体制
■研修指導責任者
宮崎 康(みやざき やすし) 1973年卒
[役職] 東都保健医療福祉協議会議長
[認定資格] 日本糖尿病学会専門医・研修指導医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医

■研修指導医
岡村 ゆか里(おかむら ゆかり) 1989年卒
[役職] 内科医長

江藤 陽子(えとう ようこ)
[役職]医員
[認定資格]日本糖尿病学会専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、医学博士

望月 晴子(もちづき はるこ) 2006年卒
[役職]内科医長
[認定資格]日本糖尿病学会専門医、日本内科学会認定医

4.研修修了後
■進路
後期研修を修了した者は、法人理事会との合意に基づき、法人に関与する病院、診療所などの常勤医として診療に従事することができる。

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