当院について
病院の理念

基本理念

みさと健和病院は「みさと健和病院憲章」の立場に立ち、主人公である患者さんや住民との共同作業で、差別のない人権を尊重した良質な医療を遂行し、住民本位の医療福祉ネットワークづくりと安心して住み続けられる町づくりをめざします。


基本方針

  • 地域の需要に応える救急・急性期医療を中心とした医療の充実を図るとともに、地域の保健・医療福祉ネットワークの基幹的役割を果たせるように努力します。
  • 地域開業医師の信頼に応えられる開かれた病院づくりをめざします。
  • 実践に基づく研究活動や情報発信を行うとともに、医師の卒後研修と職員の教育・研修を行い、地域医療に貢献できる人材養成に努めます。
  • 「友の会」をはじめ、住民のみなさんと協力して、いのちと環境を守り、その人らしく住み続けられる福祉と町づくりに努めます。
  • 「医療は主人公である患者さんとの共同作業」の姿勢を大切にし、情報開示とサービスの向上につとめ、安全で信頼出来る医療をすすめます。
  • 地域のニーズに対応し続ける医療技術と終末期医療、それを支えるケアと療養環境の充実とともに、この地域独自の新しい病院つくりを追求します。

2002年2月制定/2008年4月改定


私たちの病院憲章

みさと健和病院は、「みんなでつくるみんなの病院」を合言葉に地域の人々と職員が知恵をだしあい、資金を集めて一九八三年十一月に開設した病院です。私たちは、この開設の理念を守り、育てるために、地域に開かれた病院でありたいと願い、思いやりのある、一人ひとりを尊重した医療を提供するように努めてきました。

ここに私たちのこれからの活動の目標として「病院憲章」を掲げます。


  • 私たちは、患者さんを自ら病を克服する主人公として大切にします。
  • 私たちは「笑顔」と「暖かい言葉」と「優しい目線」をモットーにします。
  • 私たちは、医療は患者さんと医療者の共同の営みであると考えます。
    患者さんの生活や仕事のなかで病気を理解し、患者さんの自立とよりよい療養生活に向けて共に努力します。
  • 私たちは、チーム医療を遂行し、良質で安全な医療の実践と療養環境の整備に努めます。
  • 私たちは、患者さんが自分の病気について知る権利やセカンドオピニオン(第三者の参考意見)を希望する意志を大切にします。病状をわかりやすい言葉とわかりやすい方法で説明し、患者さんの納得のうえで治療をおこないます。
  • 私たちは、患者さんのプライバシーに配慮します。病気の内容や経済的・社会的立場による差別がないように努力します。
  • 私たちは、医療技術の向上に努め、医療システムや社会情勢について学習します。患者さんや地域の人々から学ぶ姿勢を忘れず、職員が互いに研鑽(けんさん)しあう関係を築き医療者としての成長をこころがけます。
  • 私たちは、地域の人々や他の医療機関・関連機関と共に、保健・医療・福祉のネットワークつくりを進めます。社会保障や福祉の充実のために活動し、安心して住みつづけられるまちづくりをめざします。
  • 私たちは、病院憲章をつくるなかで、日本国憲法の理念である「永久平和」「人権尊重」「国民主権」「個人の尊重」の意味と大切さを学びました。
    これからも日本国憲法を学び、病院憲章の内容を、より豊かにし、発展させていきます。

2000年10月 みさと健和病院


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