当院について
院長・所長あいさつ

みさと健和病院  院長あいさつ

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 みさと健和病院は、地域住民の方々の大きな力と行政の協力によって1983年に開設されました。以来、地域の方々に支えられ、その期待に応えられるよう努力しつつ、現在282床の病院に至っております。2009年に新棟を建設し新たな歴史を迎えましたが、その理念は変わりません。私たちは病院憲章と民医連綱領を礎とし、地域の方々の命と健康を守ることを目標としながら、皆様方とともに医療を実践していきます。

 

 時代の変遷とともに地域の方々の医療ニーズにも変化があります。私たちはその流れに取り残されないように絶えず周囲を見渡し、耳を傾けることに注力してきました。突然発生する体の不調に俊敏に対応できる救急医療はいつの時代にも必要です。まずは安定した急性期疾患の受け入れを最重要と考え、24時間365日の体制で対応してきました。そして急性期医療が落ち着いたところで元の生活に戻れるように、社会復帰ができるように、退院への準備をしていく時間と場所も医療の大切な要素と考えます。回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟は在宅部門と協力し、自宅と病院の橋渡しの役割を担っています。また終末期をいかに過ごすか、患者さんの尊厳と苦痛に向き合い、ご家族とともに答えを探すお手伝いを緩和ケア病棟はしています。

 

 突然病気になったとき、突然病人を抱えたとき、皆様の不安と悩みに寄り添えるよう、また近隣の医療機関との連携で様々な問題を解決できるよう、患者サポートセンターがあります。あるいは近隣医療機関の先生方からのご相談窓口もこのサポートセンターの大切な機能です。ぜひご活用ください。

 

 みさと健和病院の立ち位置はこの地域の中核病院です。私たちはそのことを自覚しつつ、そのことに誇りをもってこれからも努力し続けていきます。患者さんの人権、健康権を守り、患者さんひとりひとりが主人公である物語を幸せに導けるよう、そして誰もが安心してかかれる病院、満足のいく医療をめざして職員一同頑張りたいと思います。引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。


2019年7月 みさと健和病院
院長 岡村 博

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