診療科
臨床検査課

臨床検査課

臨床検査課は、心電図や腹部エコーを受け持つ生理検査室、血液や尿その他を受け持つ検体検査室、病原菌の検出を受け持つ細菌検査室に分かれて、様々な検査を行っています。


現在、20名の臨床検査技師が在籍して、検体検査や生理検査、細菌検査など多岐に渡る検査を、正確に、そして慎重に、常に患者様の立場に立って検査結果を出せるよう日々努力しています。そこで、このページでは臨床検査課でどのような検査を行っているかご紹介します。

検体検査室

南棟3階の検体検査室とみさと健和クリニック採血室奥の検体検査室を中心とし、臨床検査技師が様々な検査機器を用いて患者様の血液、尿などの検体検査をしています。当院検体検査室では主に下記4種類の検査を行っています。


生化学・免疫検査

胸部撮影

肝や腎機能など全身をチェックしていく上で大切な検査です。

当院では、ロシュ・モジュラーアナリティックス(P・E)とcobas6000(c501、e601)で診察前検査と当直帯の検査をしています。また、血糖の検査をアダムス Glucose GA-1170、ヘモグロビンA1cの検査をアダムスA1cHA8180、感染症の検査をルミパルスfで検査しています。


  • 生化学検査

蛋白・膠質反応

TP、ALB、ZTT、プレアルブミン

酵 素

AST・ALT・LDH・ALP、γ-GT、CK・CK-MB、AMY

脂 質

TC、TG、HDL、LDL
色 素 T-Bil、D-Bil
窒素化合物 CRE、BUN、UA、アンモニア
電解質 Na、K、Cl、Ca、Mg、IP
血糖・ヘモグロビン 血糖、HbA1c
金 属 Fe、TIBC、UIBC
血中薬物濃度 テオフィリン、バンコマイシン

  • 免疫検査

内分泌検査

TSH、FT3、FT4(甲状腺関連)
PTH(副甲状腺関連)
Cペプチド(膵機能関連)
NT-proBNP
腫瘍関連検査 CEA、フェリチン、BMG、AFP、CA19-9、PSA、CA125
血漿蛋白 ミオグロビン、トロポニンT
感染症検査 HBsAg、HBsAb、HCV、HIV

血液・凝固検査

貧血や白血病などの血液疾患や、炎症の状態が分かる血球数(白血球数、赤血球数など)を機械にて測定します。その他に検査技師の目で白血球や赤血球の形態を顕微鏡で見る血液像があります。また、骨髄像検査も行っております。

ワーファリンの効果や血液がどの程度で固まるか調べる凝固・線溶系検査も行っています。


一般検査

主に尿中の糖、蛋白、潜血などを試験紙(機械にて)を用いて検査したり、赤血球や白血球、腎尿路系の細胞、細菌などを機械もしくは顕微鏡でカウントします。

その他に大腸癌のスクリーニング検査である便中人ヘモグロビンの検査や、脳脊髄液や体腔液(腹水、胸水)、関節液の検査、妊娠反応、鼻腔ぬぐい液を使ったインフルエンザ、溶連菌、RSウイルス、アデノウイルスなどの各種感染症の検査も行っています。


輸血検査

ABO・Rh式血液型の検査の他、輸血用の血液が患者様に適合するかどうかを調べる交差試験などの検査を行っています。

血液製剤の管理や自己血輸血の採取介助とその自己血の管理なども行ってます。

当検査課は当直体制を行っており、夜間の輸血にも迅速に対応しています。

その他にも、動脈血中に酸素や二酸化炭素などがどれくらい含まれているかを調べる血液ガス検査も行っております。


生理検査室

体の生理機能を検査するお部屋で女性5名、男性1名の臨床検査技師が患者様をお出迎えします。緊張せず、気楽にお声を掛け下さい。下記は当院生理検査室で行われる検査です。


心臓に関する検査

安静時心電図

不整脈や狭心症、心筋梗塞などを調べる検査です。


ホルター心電図(要予約)

24時間の心電図を記録する検査で、安静時心電図では見つかりにくい異常を発見することが出来ます。


負荷心電図

運動により心臓に負荷を掛けて心電図や血圧の変化をみる検査です。


  • トレッドミル

ベルトコンベアの上を走ったり歩いたりして負荷を掛ける検査

  • マスター

1分半もしくは3分間の階段昇降をして負荷を掛ける検査


ABI

両足首と両腕の血圧比を測定し、下肢の動脈狭窄の程度を調べる検査です。近頃よく、耳にする「血管年齢」を知る事が出来ます。


脳波検査(要予約)

脳に異常がないか調べる検査です。検査時間は1時間ほどですが、眠ってもいい検査なので、楽な気持ちで検査を受けて下さい。


肺機能検査

息を吸ったり吐いたりする検査で、肺気腫や気管支喘息などの呼吸器疾患や、手術時の麻酔量を決めるのに必要な換気量などを調べたりします。


超音波検査

人の耳には聞こえない超音波を体に当てて体内を見る画像診断の検査です。


みさと健和病院で行ってる超音波検査

  • 心エコー
  • 下肢静脈エコー
  • 甲状腺エコー
  • 腹部エコー
  • 頚動脈エコー
  • 乳腺エコー

神経伝導速度検査

手足の神経に電気刺激を与え、その刺激の伝わる速さを測ることで神経障害がないか調べる検査です。(多少痛みを伴います)


顔面神経検査

細い金属の棒を頬に当てて弱い電流を通して顔面神経を調べる検査です。(多少痛みを伴います)


細菌検査室

下痢や発熱、炎症などの症状のある患者様で、原因が細菌感染によるものと疑われる場合、患者様から採取した検体(喀痰・便・尿・血液など)を検査して、原因となっている菌と有効な薬(抗生剤)を調べています。


検査の手順

  • 塗抹染色検査

細菌を染色して、顕微鏡で観察し、色と形で分類します。

特徴のある細菌はある程度推測がつく為、至急の検査にも対応しています。

  • 培養・同定検査

検査材料を、寒天培地に塗りつけ、菌の発育をよくする条件で24時間培養して、コロニー(集落)を観察します。そのコロニーからさまざまな性状を調べて、菌名を決定します。

  • 感受性検査

原因菌に数種類の抗生剤を加え有効かどうか調べます。

  • 感染対策

内の感染対策チームのメンバーとして、入院患者様全体の菌の出現状況や抗生剤の有効性などを、常に統計をとって管理しています。感染症の原因となる細菌は、種類も抗生剤の効き方も、病院や地域によって違います。その為、当院独自の統計を取ってデータを提供することも、重要な仕事です。


その他

現在、検査課は検査室の枠を飛び出し、さまざまな業務を行っています。


内視鏡介助(病院内視鏡室にて)

内視鏡室にて医師の介助及び内視鏡の洗浄・消毒を行っています。

当院では患者毎に消毒剤(ディスオーパ)を使用し、内視鏡の消毒を行っています。内視鏡について不安な事がありましたらお気軽に声を掛けて下さい。


採血業務(クリニック採血室にて)

みさと健和クリニックの採血室にて看護師1名、検査技師1名の体制で採血を行っています。採血以外に便検査の説明や喀痰の取り方などの説明も行っています。


耳鼻科検査(クリニック耳鼻科にて)

健診等で行う簡単な聴力検査とは異なり、聴力障害がどの音域でどの部位にあるか細かく検査します。


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