骨粗鬆症について
骨粗鬆症とは骨量の減少と骨組織の微細構造の異常の結果、骨がもろくて弱くなり、骨折が生じやすくなる疾患です。
当院では東洋メディックX線骨密度測定装置による骨密度測定を行っています。
検査結果もばらつきが少なく、測定精度誤差は1.2%程度(橈骨)です。
骨密度測定装置の特徴
- 極めて少ないX線を利用しているので、女性の方でも安心です。
- 左手を置くだけで痛みもなく簡単に測定できます。
- とてもスピーディに検査できます。(最速で10秒ほど)
- 検査データは保存されますので定期的な検査で正確な診断が行えます。
- 信頼の高い骨量測定法であるDEXA法を用いています。
DEXA法(dual-energy X-ray absorptiometry二重エネルギーX線吸収測定法)とは?
2種類のエネルギーのX線を測定部位にあてることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。
DEXA法は、誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被曝量も少ないという利点があります。
そのため、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有効です。